駅や町にある鍵屋さんに鍵作成を頼んだことはありますか？ホームセンターでも簡単な鍵であれば、見本となる鍵を渡してコピーしてくれます。その際、合い鍵を見本として渡した場合断られることがあります。合い鍵はメインの鍵から複製されたものとなりますので、少しの誤差が見られます。その誤差が鍵を複製するたびに増える恐れがあるので、基本はメインの鍵からコピーすることになるでしょう。また、町の鍵屋で作成できる鍵は、鍵がギザギザになっているものとなります。表面がデコボコとしたディンプルキーの場合、高精度な鍵の作りとなりますので基本的にはメーカーへ発注することになりますので、その場ですぐ手にすることはできません。ただ、町にある合い鍵屋さんではなく鍵を専門とする鍵屋であれば高精度な鍵を削る機械と技術がありますので、ディンプルキーでも即日対応ができるところもあります。
町の合い鍵屋さんと、鍵を専門とする鍵屋さんではこうした技術の差があり、専門の鍵屋さんの場合作れる鍵の種類も多くなります。例えば、車の鍵・バイクの鍵をなくしてしまった時に、鍵穴の中を覗いてキー形状を読み取ります。
誰が覗いても一目でわかるわけではなく、長年作成してきた技術と、この車種ならこういう配列が多いといった知識などをもって、読み取ります。また、削る前の鍵の事をブランクキーと言い、家の鍵や車の鍵の各メーカー・各品番によって膨大な種類があります。純正のブランクキーから作成することもあれば、形が似ている鍵を使用することもあります。出張する鍵屋さんは、主なブランクキーを用意している為、現場で即作成してくれますので困った時は依頼してみてはいかがでしょう。